使い方
簡単3ステップ
sREDの使い方は非常に簡単です。以下の3ステップでご使用が可能です。
ステップ1.ベルトを首に巻き、ケースが喉仏(喉頭隆起)の上部にあたるよう装着する
ステップ2.バルブつまみを閉めてバルーンに空気を送り、膨らませて負荷をかける
ステップ3.唾液嚥下(=つばを飲み込む動作)を30回程度行う
負荷はどうやって決めればいい?
負荷はその時々の体調やその方の嚥下機能なども考慮して毎回調整が必要ですが、目安は以下の3段階となります。
- easy(=かんたん):0~20 mmHg
- moderate(=中くらい):20~40 mmHg
- hard(=むずかしい):40~80 mmHg
これらの負荷はシャキア教授が実際に高齢者の嚥下機能への影響を調べる研究で採用された数値ですので、参考にしてみてください。なお、80 mmHgを超えると嚥下はできても頸椎等に負担がかかる場合もありますので慣れないうちは少しずつ、長期間かけて負荷を上げてください。
使う前に確認を!
sREDは喉に巻き、バルーンを膨らませて喉仏(喉頭隆起)に圧力をかけて行う道具であり、訓練です。そのため、誤った方への適用や誤った装着・操作・過剰な負荷や締め付けは頸動脈や頸椎への圧迫につながり、重大な事故につながる恐れがあります。必ずご使用前に取扱説明書の注意事項などをご確認ください。